植物由来の再生繊維「レーヨン」

レーヨンは100％植物由来でできています。
洋服の生地にもよく使われていて馴染み深い素材であるにもかかわらず、「石油からつくられた化学繊維」と誤解されている方がとても多い素材です。
レーヨンは木材パルプを主原料として作られた、植物由来の再生繊維です。
綿や麻と同じセルロースで構成されているので、土の中に入れても微生物により分解され、土に還ります。燃焼しても有毒ガスを発生しない環境にもやさしい素材です。

良質のレーヨンを、国内で縫製

レーヨンにも素材の良いもの、悪いものがあります。
クリンネルは糸の太さ、織りの密度、整った目にこだわり、上質な天然レーヨンを8枚重ねることで耐久力を増し、強い生地を仕立てています。これが他社製品との違いです。
良質のレーヨン生地を、日本国内の工場で熟練の職人が一枚一枚縫製しています。

8枚重ねの理由

レーヨンは木綿や麻に比べると、汚れを含んだ水分を吸わない性質があります。
その性質によって、8枚重ねた布と布との間にできた空気の層に表面張力が生じ、そこに水分や汚れをしっかり吸収し蓄えます。
汚れや臭いの原因となる雑菌はその層に保水されるだけで糸自体には入り込まないので、拭き取った汚れを簡単に洗い落とすことができます。
だから、いつまでも白く清潔のまま使うことができるのです。
そして、使い込むほどにやわらかでしなやかな風合いは、綿や麻など他の素材では出せないやさしい手触りと使い心地です。

最高の品質を、いつまでも。

私たちは「レーヨンだけでつくられたふきんの良さ」を誰よりも知っています。
使うほどに手になじみ、汚れがつきにくく、いつまでも白くて清潔で、 ちょっぴり台所仕事が楽しくなるようなふきん。
そんな暮らしに寄り添うふきんを、ずっと作り続けたいと思っています。